奈良県奈良市の若宮神社で行われる『春日若宮おん祭』
この『春日若宮おん祭』の2024年の日程・開催時間、アクセス・駐車場、見どころ・屋台についてまとめました。
Contents
春日若宮おん祭とは
1136年に藤原忠通が穀物が豊かに育つことを祈って始まったとされる「春日若宮おん祭」
国の重要無形民俗文化財に指定されており、17日に開催されるお渡り式では、なんと1000人の行列が平安から江戸時代にかけての様を表現していきます。華やかな衣装を来た行列は春日若宮おん祭の見どころになります。毎年10万人の観光客が訪れる大きなお祭りです。
歴史は？
春日若宮おん祭の歴史を遡ると、平安時代の末期の1136年まで遡ります。
当時大雨洪水により、作物が育たず飢餓や疫病がつづいたようで、1135年に関白であった
藤原忠通公が万民救済の思いを込め、若宮社を建設し天押雲根命を祀ったとされております。
そして1136年に天下安泰・五穀豊穣・万民和楽を願うお祭りが開催されました、それがおん祭の始まりと伝えられております。
そこから900年近く途切れることがなかったといいます。
なんと2024年で889年を迎えます。
日程・開催場所は？
春日若宮おん祭は
2024/12/15（日）～12/18（水）に開催されます。
お祭り情報をまとめたものはコチラ↓
| 日程 | 2024/12/15（日）～12/18（水） |
|---|---|
| 会場 | 春日大社 |
| 住所 | 奈良県奈良市春日野町160 |
| マップ | |
| HP | 公式HP |
スケジュール
スケジュールについて公開されておりましたのでこちらに記載いたします。
12月15日（日）
| 時間 | 内容 |
| 13:00 | 大宿所詣(おおしゅくしょもうで) |
| 14:30 16:30 18:00 |
御湯立(みゆたて) |
| 17:00 | 大宿所祭(おおしゅくしょさい) |
12月16日（月）
| 時間 | 内容 |
| 14:30頃 | 大和士宵宮詣(やまとざむらいよいみやもうで) |
| 15:00頃 | 田楽座宵宮詣(でんがくざよいみやもうで) |
| 16:00頃 | 宵宮祭(よいみやさい) |
12月17日（火）
| 時間 | 内容 |
| 0:00 | 遷幸の儀(せんこうのぎ) |
| 1:00 | 暁祭(あかつきさい) |
| 10:00 | 本殿祭(ほんでんさい) |
| 12:00 | お渡り式(おわたりしき) |
| 12:50頃 | 南大門交名の儀(なんだいもん きょうみょうのぎ) |
| 13:00頃 | 松の下式(まつのしたしき) |
| 14:00頃 | 競馬(けいば) |
| 14:30 | お旅所祭(おたびしょさい) |
| 14:30頃 | 稚児流鏑馬(ちごやぶさめ) |
| 15:30- 22:30頃 |
神楽(かぐら)・ 東遊(あずまあそび)・ 田楽(でんがく)・ 細男(せいのお)・ 猿楽(さるがく)・ 舞楽(ぶがく)・ 和舞(やまとまい) |
| 23:00 | 還幸の儀(かんこうのぎ) |
12月18日（水）
| 時間 | 内容 |
| 13:00 | 奉納相撲(ほうのうずもう) |
| 14:00 | 後宴能(ごえんののう) |
おん祭行事は７月から始まっている？
12月15日から始まる春日若宮おん祭は実は７月から始まっております。
7月の次は10月、その次が12月の初めとなるようです。
こちらにその月の行事内容を記載しておきますね。
| 日時 | 内容 |
| 7月1日 14:00 |
流鏑馬定(やぶさめさだめ |
| 10月1日 11:00 |
後宴能(ごえんののう) |
| 12月初旬 11:30 |
馬長児僧位僧官授与式(ばちょうのちごのおくらいうけ） |
| 13:00 | 装束賜りと精進入り(しょうぞくたばりとしょうじんいり) |
春日若宮おん祭の見どころは？
春日若宮おん祭の見どころについてまとめました。
1000人の行列「お渡り式」
おん祭で一番の見どころとしては「お渡り式」でしょう。
12月17日に行われ、奈良の県庁前～御旅ところまで向かう行列が成します。
その行列の中に50頭の馬や、1000名もの奉仕者が平安時代から江戸時代の衣装をきて歩いたりする様は圧巻です。
1000名も人が関わっているといったのはすごいですよね。衣装も一つ一つ丁寧で
時代の様子を再現しています。
沢山の見物客が見に来るお渡り式、是非行ってみてくださいね。
重要無形民俗文化財の「お旅所祭」
この「お旅所祭」も見どころの一つでしょう。
こちらは重要無形民俗文化財に指定されており、大変人気のイベントで沢山の見物客で混雑をしております。
７種の芸能である、神楽(かぐら)・ 東遊(あずまあそび)・ 田楽(でんがく)・ 細男(せいのお)・ 猿楽(さるがく)・ 舞楽(ぶがく)・ 和舞(やまとまい)が15:30から22:30の長い時間にわたり奉納されていくといったものになります。
この生きている芸能の歴史を見ることができ、その様には圧巻ですよ。
屋台のグルメ食べ歩き！
屋台のグルメ食べ歩きは祭りの醍醐味です。
祭りの雰囲気で食べるからこそより美味しく感じますよね。
春日若宮おん祭では沢山の出店が多く立ち並びます。
お好み焼きやたこ焼き、りんご飴や綿あめといった定番はもちろんのことココでしか食べれないものもありますので是非探して見てくださいね。
奈良では平安時代より守り継がれてきた伝統神事「春日若宮おん祭」が18日（水）まで執り行われております。
その中の主要神事の1つ「お渡り式」が本日執り行われました。
当店近くの猿沢池の周りでは出店が多く立ち並び、賑わっております。
是非これを機会に奈良に足をお運び下さいませ。 pic.twitter.com/5Y0seWFdIs
— 藤井達也 (@BarFiddich) December 17, 2019
実際に行った人の反応は？
実際に祭りに参加された人の声をSNSより調査しました。
今日は春日若宮おん祭へ。見るもの全て楽しく、なんで今まで来てなかったのか激しく後悔。松の下式をほぼ影向の松の真下から見ることができて感動。写真は春日大社一ノ鳥居前で一度座す猿楽座。ここで一度留まってから、「千歳がかり」といって、《翁》の「鳴るは滝の水」の一節を謡ってから先に進む。 pic.twitter.com/9IiXEbNg0U
— 柏木ゆげひ（朝原広基） (@kashiwagiyugehi) December 17, 2016
写真よくよく見ればブレてたりピント合ってなかったりしてるから悔しい
来年リベンジしなあかん
春日若宮おん祭すごいよかった。
あと1人2人付いてきてもらわな— 彩 (@sunsun1827) December 18, 2016
色々な投稿がありましたが感動した・とても良かったといった内容が多く見られました。
今まで行ってなかったことを後悔しているといった内容もありました。
寒い季節ではありますが祭りを見て心が温まりますよ！
混雑状況は？
春日若宮おん祭は毎年10万人の来場者で賑わいます。
SNSでも凄い人がいるといった投稿を見つけました。
身動きが取れなくなるといった内容でしたので、鳥居付近は覚悟していったほうがいいですね。当日は気をつけてくださいね。
春日若宮おん祭、JR側から歩いてるけど結局、一の鳥居付近まで歩かされてる。混雑で身動きとれなくなりつつあるw pic.twitter.com/ryzabBlZoK
— うぃん3939114 (@wynn3939114) December 17, 2018
アクセス・駐車場・交通規制
アクセスについてまとめました。
当日に迷わないように事前に確認ください。
■車の場合：
西名阪道天理ICから国道169号経由10km20分
■電車の場合：
最寄駅：JR奈良駅・近鉄奈良駅からバス15分
バス停：春日大社表参道下車、徒歩3分（御旅所）
駐車場は？
臨時駐車場が春日大社に100台分用意されます。
ただ当日は沢山の来場者が来るため、すぐに駐車場がうまってしまいます。
なのでその場合は周辺の駐車場に止めてください。
※下記臨時駐車場は2023年の情報になるため、2024年の臨時駐車場については
分かり次第記載いたします。
■春日大社の臨時駐車場
駐車場：バス、乗用車合わせて100台
駐車料金：1000円（普通車）、3000円（バス）
その他にコインパーキングの情報をまとめましたのでコチラを確認くださいね。
■奈良高畑自動車駐車場 151台
奈良県奈良市高畑町1205-1
料金：1000円 バイク300円
■高畑丸山駐車場 43台
奈良県奈良市高畑町1215-5
料金：800円
■奈良登大路自動車駐車場 275台
奈良県奈良市登大路町80
料金：1000円
交通規制
12月17日に行われるお渡り式にて交通規制がありますので、当日は注意ください。
※下記2023年のものになります。2024年のものは分かり次第記載します。
